経営者からみた事業とプライベートの短期・中期・長期資金をExcelで見える化

コロナがきっかけで、補助金や助成金、支援金など公的なお金への注目が高まりましたよね。
ただ、公的制度に合わせて、安易な計画変更も出てしまうリスクを感じた経営者さんもいらっしゃいました。
先日も、とある経営者さん、しかも教育費がこれからピークになる世帯主の方のお金を整理したところ、
お金の使い道に合わせて、
短期・中期・長期に整理できると、
とても安心感が高くなることがわかりました。
補助金や助成金は短期?中期?
ここで、補助金はすぐに受け取れる「短期」と思う人が多いようなので、注意が必要です。
補助金や助成金は、着手してから1年以上先になって受け取れるお金なので、
「中期」のお金と考えたほうがよいでしょう。
実際、経産省の補助金や厚生労働省の助成金、そして自治体の助成事業などは、
採択に向けて準備し、実施報告を出して、チェックを受けて受け取るという一連の流れの中、
1年から2年くらいはかかると思ったほうがいいでしょう。
その間の実施体制や資金繰りも、あらかじめ考えておくことが、安心&受け取り後の決算対策にも効果的です。
コロナ禍で売上減少をカバーするお金は、短期(棚ぼた)
一方、
売上減少の補てん的な支援金(今年の事業復活支援金、昨年の一時支援金、一昨年の給付金・協力金)などは、
緊急を要する分、3か月以内に振り込まれることが多く「短期」のお金ですよね。
これからの時代、この支援金のたぐいを当てにしてしまうのは、もうナンセンスです。
今のうちに、変化に対応できる事業プランを作っていきましょう。
3年以上先、引退後の準備などは「長期」
最近はプロダクトサイクルもどんどん短期化しています。
以前作ったメニューやサービスも、1年程度で改良していく必要が出てきたりしています。
当然、決算期をまたぐことも多くなるので、
経営者の皆様は、今後一層、
短期・中期・長期の視点を持つことが重要になってくるでしょう。
短期:1年以内のお金
中期:1年以上3年以内のお金、設備投資や補助金などの活用
長期:3年超のお金、長期的な事業投資や、引退後に向けた準備など
この短期・中期・長期は、経営者ご自身の世帯のお金にも同様の分類ができます。
教育資金・住居の資金・セカンドライフの資金・親の介護の資金・相続などの資金
などもありますよね。
社長でもあり、世帯主でもある経営者さんは、
ここで、
手取りをしっかり確保して、
将来に向けた持続可能なお金の準備が
やっぱり外せません。
その目的を書き出して分けてお金を管理できるかどうかでも、
将来の可動域、余裕度の幅は変わってきます。
今回、経営者さんからご質問やご依頼を受けて、
「こうやって数字で見えると、とっても安心できます!」
のお声をいただき、改めて気づきました。
や
「最低月◎◎万円を確保していたら、我が家は大丈夫とわかってよかった!」
など
見ないふりではなく数字で見える化したほうが早く解決!
不安だから見ないふりをするのではなく、
数字でさっと出してしまうと、意外や意外!
皆さん、笑顔になられます!
これは、数字などに書き出すことで、課題が分離されるのだと思います!
そして、短期で解決できることとわかると、ほっとされるようです。
その数字で見える化、一目で見えるようにExcel化する方法を
今回特別にセミナーでお伝えすることになりました。

オンライン上ですので、ぜひ、お気軽にお越しくださいね。
お一人お一人の経営者さんが、持続可能なお金のイメージを持てて、
これからの変化を乗り切るパワーがみなぎってくることを心から願ってやみません。